どうせ、後々トラブルになるのは想定の範囲内。
危険性があるとすれば、人気のない場所へ連れて行かれること。
それは、未然に防がないと・・・。
ということで、行き先は、絶対人通りの絶えないサイゴン河沿いの道の散策。


すると、またまた予想通りの展開が・・・。
「マッサ!、マッサ!・・・・。」
そうです。東南アジアで男性の一人客を見つけると、必ず勧誘してくる例のあれです。
このあたりは、毎回なので、相当慣れています。
「ノー、ノー」と手を振りながら、答えていると、またも予想通りの展開。
10ドル、10ドル、「****(放送禁止用語」
加えて、写真を取り出し、見せつけます。
本当に毎度のことですから、ずっと「ノー、ノー」と手を振りながら断ります。
一応、真面目な話、ベトナムは共産主義国家です。
共産主義国家においては、いわゆるエロ本の持ち込みも厳格に禁止されています。
そんな国家において、買春などすると、どういう目にあうか。
下手すれば、公安に踏み込まれて、身柄を拘束される危険もあります。
その場合、公安と店側がグルの可能性があるすらありますから、それこそ身ぐるみはがされる可能性すらあります。
マジな話、倫理上もさることながら、身の安全のためにも、絶対に誘惑に乗るべきではありません。
ところで、ずっとしつこく言っていたのですが、ようやくあきらめたらしく、今度は、チャイニーズテンプルはどうかと言ってきました。
まぁ、そうねぇ。ちょっと行ってみるかと思い、「OK、ゴー」と言ってみました。
すると、一応、寺に連れて行きました。




一通り見て、シクロの方に戻ると、「ぐっど、プレイス、ニアヒア」と言ってきました。
怪しいと思ったので、「サイトシーング?」と聞くと、「いえす」と返答。
特に行くところもないので、「OK」と言うと、ついた場所が・・・。
どうみても、怪しげな床屋。
また、また、「マッサ、マッサ、10ダラー」
ふざけんな!!
「No! Another Place,Go 」
「グッドプレイス、ヒヤァー」
場所は、理解しているので、無視して歩き出したら、案の定追いかけてきました。
乗れ乗れと手で合図。
仕方ない。乗ってやるか。
頭に来たので、ドンコイストリートまで行かせて、そこで終わりのつもりでした。
が、結局乗せたのは、ベンタン市場の、はじめに乗せた場所まで。
ドンコイ通りは、この先だから、歩けと言いやがる。
むかついて、当初の2ドルを渡そうとすると、受け取りはしない。
20ドルよこせと予想通り言ってきました。
はじめ、2ドルと言ったろうがと、当然のことながら文句を言うと、「めにーぷれいす、あい、あらうんど」と返答。つーか、てめーが勝手に頼みもしないところに連れて行ったんだろうが・・・。
と今度は、ノートを取り出し、別にはじめから書いていたページを見せて、「20ダラー、ひあー」と言って指さし。なるほど、この展開か、ある種予想通り。
これでは、確かに時間の無駄です。
シクロの座席に、財布から5ドルを取り出して放り投げ、そのままその場から立ち去りました。
5ドルを投げたのには、一応の理由があって、ツアー会社を通してシクロツアーを手配すると、1時間あたり大体それくらいになるので、相場に応じたまでのことです。別段、2ドルを投げつけても良かったのですが、あまりしつこくつきまとってきたら、ツーリストポリスに連絡するつもりでしたので、その際の、説明がしやすいと判断したからです。
このベンタン市場の周辺には、こういう連中が多いので、緑色の服を着たツーリストポリスが巡回してくれています。
今回もたまたま、ツーリストポリスが近くにいたので、それ以上はつきまとっては来ませんでした。
ホーチミン市で怪しいシクロを利用すると、こうなるというレポートでした。