ようやく海自艦艇が派遣されることになりました。なぜ、こんな当然のことが行われるまでこれほどの時間がかかってしまったのかということの方が、不思議でなりません。
とにかく、自衛隊派遣というと、それだけで、その必要性や限界についてなんら議論することもなく、条件反射的に反対する一部の勢力の存在とそれに迎合するメディア。
先日も、TBSで自衛隊艦艇の派遣よりも、民政支援が先だというおきまりの報道がなされていました。
別に、民政支援を必要なら、平行して行えば良いだけで、どこの政党もそれには反対はしないはずです。
ただ、民政支援とは言っても、無政府状態の場所に、いきなり民間人を派遣できるわけがありません。
そうなれば、当然、護衛のための陸自の部隊派遣が必要になってきます。それならば、彼らが反対しているイラク派遣と同じことでないですか。
もし、部隊派遣は認めない、単に、医薬品や必要物資を送るだけで良いというのなら、それは、どうやって運搬するつもりなのでしょうか。航空機で輸送するのでしょうか、それとも船舶?
ならば、航空機や船舶の安全確保はどうするつもりなのでしょうか。
船舶の安全航行ができないから、海自艦艇を派遣するのでは?
結局のところ、彼らの主張は、金を出すだけにしろと言っているのと等しいのです。
それで、国際社会の一員と言えますか。
自衛隊はとにかく駄目、海保で十分という議論も、そんなことを言っている政治家は、全く状況認識ができていないか、海保の職員の生命、身体に対する安全を考えていない無責任な連中に過ぎません。
海保の船舶はその多くが、通常の船と同じ構造になっています。これはつまり、火力の強い兵器による攻撃によって被弾すれば、即、沈没するということを意味しています。
商船を護衛する艦船が、それら商船と同じ構造しか有していない、それで、護衛などできるはずもありません。
それではと、今度は、このような場合に備えて、海保の艦船も重厚な軍艦構造の船舶を持てば良いなどという議論になってくると、そもそも、あなた達は海保を軍隊にしたいのかと言いたくもなってきます。
とにかく、自衛隊の派遣だから、即、駄目という議論は、いい加減、ここら辺で終わりにしていただきたいものです。
(参考)
読売新聞社説
日経新聞社説
産経新聞社説
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