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☆強制送還の問題について★

強制送還の問題について、色々な方からコメントを頂戴いたしました。
考え方の違う方のご意見も、学ぶべき点が多くあります。
ご批判の上に、自らの意見を固めていければと思っております。

私の意見の根底は、日本人であれ、外国人であれ、何よりも優先すべきは子の福祉の観点であるということです。それ以上に、 子供を利用する政治的行為については、非常なる違和感を持っております。

コメント欄にも書いていますが、ごらんになる方が少ないので、こちらの方でも、意見交換のご紹介をさせていただきます。

(コメント1)
「法律は法律です。一度帰国し、 再度入国申請をするのが道理だと思います。大体、今まで日本に住み教育を受けただけでも幸せなのではないでしょうか?いずれにせよ、 全員の早期送還が妥当だと思います。」

(私の回答)
「私は、そうは思いません。
子供には、全く責任はありませんから。

法律上は、帰国後、再度入国申請というのが原則でしょう。しかしながら、今回のようなケースにまで、法律を形式的に適用することが、 妥当だとは思えません。だからこそ、特別在留許可制度があるのではないでしょうか。

そもそも、形式的に法規を適用するのではなく、法律の範囲内で、どうにかして責任のない子供の生活を守ることができるように、 入管は知恵をだすべきだと私は思いますよ。

もちろん、不法入国をした両親まで、日本に滞在させるべきだとは思いません。両親は、法律に従い、強制送還すべきだと考えます。

私は、責任のない子供の生活を守るために、どれだけ入管が知恵を絞ったのか、単なる事なかれ主義に走っていたのではないか、 そういう疑念が正直根底にあります。」

(コメント2)

「転勤とか親の都合で海外に引っ越さざるを得ない中学生なんてごまんといますよ。
みんな日本語の通じない見知らぬ土地でがんばってます。若いうちは適応力も高いですからね。

にもかかわらず、この比人子女だけ特別扱いするのはなぜですか。 本人の責任外の事由で海外に転居せざるを得ないことに何の違いがあるのですか。

なぜ当人にはどうしようもない親の都合で海外に引っ越さなければならない数多の子供たちを守ってあげようとか言わないんですか。 彼らは本人だけでなく親にも何の違法性もないでしょう。

親の都合での海外転居はそれなりに一般的な事象であり、 当人にとってはそれとなんらかわりのない本件でイレギュラーな法的対応を求めるにはあまりに根拠が薄弱ではないですか。 正規の手続きに則っても多くの選択肢があるにもかかわらず、それを曲げろというからには相当の根拠が必要です。

ましてや本件は両親が比人ですから、基本的な比語会話は身についているはずです。条件としてはよっぽど恵まれてます。」

(私の回答)

「確かに、仰るとおり、イレギュラーな対応を求めていると言われれば、その通りです。

ですが、私は、そもそも法律の方がおかしいと考えております。

本来は、親元を離れて暮らすことが可能であり、子の福祉の観点からも、そうすべきだというような場合には、 在留許可を与えるべきだと思っています。

無論、法治国家である以上、法に従うのは当然です。ただ、法の形式的適用によって不都合が生じる場合を想定して、「特別」 の在留許可制度があるのですから、その適用によって、法に従い、在留を認めても良いのではないかと主張している訳です。

子の福祉を最優先に考えるというのは、日本人の子供に限らず、外国人の子供であろうとも同じです。

入管や法務省が、どこまで、子の福祉の観点を考慮にいれたのかについて、非常に疑問をもっております。

もちろん、この手の運動を仕掛けている方々は、裏の政治的な陰があるような気がしてなりません。

だからこそ、子供をネタにして、親の在留まで認めろと言う主張には、かなりの違和感を感じます。

あくまで、子供の福祉の観点から、何がベストな選択であるかを、大人一般は考える必要があると私は思っています。

それと、日本人の海外転居の場合と比較をされておられますが、海外転居と強制送還では、話が全く異なります。

前者は、その気になれば日本に自由に戻ってくることが可能です。しかしながら、強制送還されてしまうと、本人が日本に入国したくても、 その道はかなり厳しくなってしまいます。

確かに、原則は強制送還、その後の入国申請という流れでしょう。しかし、それに、どれだけの時間がかかるというのでしょうか。 子供にとっての一年の重さは、大人になってからの一年とはあまりにも違いすぎます。

それに、特別在留許可制度も「正規の手続き」です。

ただ、政治的圧力で個別事例ごとに、事なかれ主義でその場をしのいでいくというやり方が、決してベストな方法であるとは思いません。」

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