☆不法滞在と強制送還★
比人少女の強制送還がTBSの報道で、問題視されています。
私も、日本で生まれ育って、かつ、中学生にもなった子供を、言葉もわからない「祖国」へ強制送還するするなんて、人として許せません。
もし、自分に入管と闘うことのできる地位と力があれば、徹底的に闘いたいと思います。
(それが、できない自分自身に無力感を感じざるを得ないのですが・・・。)
とはいえ、無条件に両親も含めて、特別在留許可を出すべきだとは思いません。
なぜなら、そのようなことを、情に流されてやってしまえば、不法入国を助長することにもなりかねませんから。その意味では、
彼女の両親が強制送還されてしまうことには、私は反対はいたしません。
ただ、問題は、中学生になってしまった子供を強制送還することの是非です。
中学生にもなれば、親元から離れて暮らすことも十分に可能です。
私立中学の寮に入って生活をしている中学生なんて、沢山いますからね。
問題は、彼女が成人するまで、責任をもって育てていくことの出来る大人がいるかどうかということです。
必ずしも、養子縁組をすべきだとは思いませんが、きちんとした養育をできる大人がいるのであれば、
彼女を強制送還する必要なんてないでしょう。彼女は、何も悪いことはしていないのですから。
そもそも、マスコミで取り上げられるようになったということは、それなりの支持者がいるはずです。
そうであるならば、その支持者の方のどなたかが、彼女の養育に責任を持つべきです。
ただ単に、正義感を振りかざし、入管を叩くだけというのは、私は極めて無責任な対応だと思います。正義感に基づく活動には、 責任が伴います。責任を果たせないのであれば、軽々しく他人の批判をすべきではないと私は思っております。
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コメント
法律は法律です。
一度帰国し、再度入国申請をするのが道理だと思います。大体、今まで日本に住み教育を受けただけでも幸せなのではないでしょうか?
いずれにせよ、全員の早期送還が妥当だと思います。
投稿: こじきですが何か? | 2008年11月28日 (金) 00時14分
私は、そうは思いません。
子供には、全く責任はありませんから。
法律上は、帰国後、再度入国申請というのが原則でしょう。しかしながら、今回のようなケースにまで、法律を形式的に適用することが、妥当だとは思えません。だからこそ、特別在留許可制度があるのではないでしょうか。
そもそも、形式的に法規を適用するのではなく、法律の範囲内で、どうにかして責任のない子供の生活を守ることができるように、入管は知恵をだすべきだと私は思いますよ。
もちろん、不法入国をした両親まで、日本に滞在させるべきだとは思いません。両親は、法律に従い、強制送還すべきだと考えます。
私は、責任のない子供の生活を守るために、どれだけ入管が知恵を絞ったのか、単なる事なかれ主義に走っていたのではないか、そういう疑念が正直根底にあります。
投稿: G.FIRST | 2008年11月28日 (金) 11時39分
転勤とか親の都合で海外に引っ越さざるを得ない中学生なんてごまんといますよ。
みんな日本語の通じない見知らぬ土地でがんばってます。若いうちは適応力も高いですからね。
にもかかわらず、この比人子女だけ特別扱いするのはなぜですか。本人の責任外の事由で海外に転居せざるを得ないことに何の違いがあるのですか。
なぜ当人にはどうしようもない親の都合で海外に引っ越さなければならない数多の子供たちを守ってあげようとか言わないんですか。彼らは本人だけでなく親にも何の違法性もないでしょう。
親の都合での海外転居はそれなりに一般的な事象であり、当人にとってはそれとなんらかわりのない本件でイレギュラーな法的対応を求めるにはあまりに根拠が薄弱ではないですか。正規の手続きに則っても多くの選択肢があるにもかかわらず、それを曲げろというからには相当の根拠が必要です。
ましてや本件は両親が比人ですから、基本的な比語会話は身についているはずです。条件としてはよっぽど恵まれてます。
投稿: | 2008年12月 2日 (火) 05時42分
確かに、仰るとおり、イレギュラーな対応を求めていると言われれば、その通りです。
ですが、私は、そもそも法律の方がおかしいと考えております。
本来は、親元を離れて暮らすことが可能であり、子の福祉の観点からも、そうすべきだというような場合には、在留許可を与えるべきだと思っています。
無論、法治国家である以上、法に従うのは当然です。ただ、法の形式的適用によって不都合が生じる場合を想定して、「特別」の在留許可制度があるのですから、その適用によって、法に従い、在留を認めても良いのではないかと主張している訳です。
子の福祉を最優先に考えるというのは、日本人の子供に限らず、外国人の子供であろうとも同じです。
入管や法務省が、どこまで、子の福祉の観点を考慮にいれたのかについて、非常に疑問をもっております。
もちろん、この手の運動を仕掛けている方々は、裏の政治的な陰があるような気がしてなりません。
だからこそ、子供をネタにして、親の在留まで認めろと言う主張には、かなりの違和感を感じます。
あくまで、子供の福祉の観点から、何がベストな選択であるかを、大人一般は考える必要があると私は思っています。
それと、日本人の海外転居の場合と比較をされておられますが、海外転居と強制送還では、話が全く異なります。
前者は、その気になれば日本に自由に戻ってくることが可能です。しかしながら、強制送還されてしまうと、本人が日本に入国したくても、その道はかなり厳しくなってしまいます。
確かに、原則は強制送還、その後の入国申請という流れでしょう。しかし、それに、どれだけの時間がかかるというのでしょうか。子供にとっての一年の重さは、大人になってからの一年とはあまりにも違いすぎます。
それに、特別在留許可制度も「正規の手続き」です。
ただ、政治的圧力で個別事例ごとに、事なかれ主義でその場をしのいでいくというやり方が、決してベストな方法であるとは思いません。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 2日 (火) 09時17分
一度認めたら最後、それを良い事に次から次に同じ事をする不法入国・不法残留者が出てきますよね?(実際すでに出てきていますが)いい例がアメリカです。不法残留目的に渡航、在留目的の為にわざわざ日本で子供を産み、そして検挙されればそれをダシに在留資格を得ようとする。仮に子供の在留が認められれば、親は強制送還後再度の渡航手続き、お得意の人道上と言う観点からビザが下りることでしょう。そして、堂々と日本で就労をする。悪い事でもやった者勝ちの様なことだと思いませんか?こんなことが起きたらそれこそ元の木阿弥ですよね?制度の悪用以外ないと思いますよ。「親の因果子に報い」や「因果応報」では無いですが、家族全員強制送還こそが法治国家の本来あるべき姿ではないでしょうか?それに、そうする事によって模倣犯の予防にも繋がると思いますしね。子供の福祉も大切ですが、それ以前の問題なのだと思います。
投稿: こじきですが何か? | 2008年12月 2日 (火) 11時26分
「一度認めたら最後、それを良い事に次から次に同じ事をする不法入国・不法残留者が出てきますよね」
この点につきましては、私も同意いたします。だからこそ、下手に情に流されずに、不法入国をした両親を即刻、強制送還すべきことに反対はいたしませんし、むしろ、そうすべきだと思います。
ただ、私が問題としているのは、あくまでも子供の福祉の観点、その一点です。子供には何の責任もありません。
犯罪者の子であったとしても、外国人であったとしても、大人が子供の福祉を最大限配慮すべきは、当然のことだと思います。
また、「親は強制送還後再度の渡航手続き、お得意の人道上と言う観点からビザが下りることでしょう。」という点については、おっしゃるとおり、そのような運用がなされる可能性はないとは言えないでしょう。
しかしながら、そのような運用については、私はすべきではないと考えますし、入管がもしそんなことをやろうとするのであれば、それについては、断固反対いたします。
「模倣犯の予防」ということについて言えば、不法入国をすれば、自らの子供と離ればなれになってしまうという点だけでも、それなりの効果はあるとは思います。
私も子供をダシに使って、不法入国・残留を正当化しようとする活動自体は、全く支持しておりませし、そのような活動には、怒りすら覚えます。
その意味では、それほど、考え方に違いがあるようには思えませんが、いかがでしょうか。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 2日 (火) 13時59分
そもそもなぜ、子供を親から引き離してまで日本で暮らさせることが福祉上望ましいと考えているのですか?
比国南部の政情不安はともかく、政治亡命せねばならぬような弾圧国家ではありませんし、マニラ周辺には日本語学校も多数ありますし、高等教育機関もあります。
まさか住み慣れた土地や学校の友人との人間関係のことを言ってるのではないでしょうね。
もしそんな話なら、やはり特別扱いが過ぎるとしか思えません。
繰り返しますが転勤で海外へ渡航する子女は多数います。彼らは住み慣れた土地や友人や恋人との別れを経験し、新しい土地で多くの体験と出会いを通して人間的成長をとげています。
そうした多くの海外渡航子女は福祉上望ましくない状態にあるとお考えですか?
彼らは法的に可能だからといって現実的には簡単に帰国できません。その原因がたとえば経済的な問題であれば「福祉上望ましいから」政府は帰国して一人暮らしするための資金を提供するべきとお考えですか?
ほかのあらゆるケースについても「福祉上望ましいから」政府があらゆるサポートをして回る必要がありますか?
福祉は打ち出の小槌ではないし、今回のケースは一種の前例となりかねない政治的危うさをはらんでいます。その上であえてイレギュラーな運用を求めるほどの特別かわいそうな事例とは、とても思えません。
(多くの海外子女(なんだったら国内の引越しも)と比較して)一体どんな特別なカワイソウ現象が本件の子女にあるのか、どうか教えていただけませんか。
投稿: 高幡 | 2008年12月 2日 (火) 17時07分
「そもそもなぜ、子供を親から引き離してまで日本で暮らさせることが福祉上望ましいと考えているのですか?」
この点につきましては、私は、何が何でも、日本に滞在させるべきだとは、申し上げておりません。あくまでも、『親元を離れて暮らすことが可能であり、子の福祉の観点からも、そうすべきだというような場合』には、という限定付きの話です。
入管なり法務省が、子の福祉の観点から、総合的に判断して、強制退去がベストの方法であると自信を持って言えるのであれば、それも一つの選択肢でしょう。というより、むしろそうすべきです。
ただ、そこまできちんと考えた上での結論であるとは思えません。単に、事なかれ主義で、強制送還を決めたのではないかと見えてしまうから、意見を申し上げているわけです。
だからこそ、逆に、国民の世論がある種のマスコミに誘導されて、その結果として、『政治的圧力で個別事例ごとに、事なかれ主義でその場をしのいでいくというやり方』がとられてしまうことには、非常なる危惧感を有しております。
入管なり法務省も、はっきりと、「子供の利益の観点からも強制送還が妥当であると判断した」と言えば、私も納得いたします。
高幡様が仰る「福祉は打ち出の小槌ではない」というご意見は、全く持ってその通りです。
国民の税金をどこまでつぎ込むか、それは、政策的判断です。
理想的な感情論で片付く問題ではありません。
今回のケースでも、日本国が、この子の養育についても責任を負うべきだとは思いませんし、そうすべきではないとも思います。
だからこそ、『きちんとした養育をできる大人がいるのであれば』という限定を付した上で意見を申し上げているわけです。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 2日 (火) 19時26分
はて
『日本で生まれ育って、かつ、中学生にもなった子供を、言葉もわからない「祖国」へ強制送還するするなんて、人として許せません。 』
と最初におっしゃっておられますが。
強制送還は認められないというご意見にしか思えませんが
いつのまに事なかれ主義の話になったんですか?
一般には若年未成年は親と暮らすことが子供の利益の観点で妥当とされており法体系もそれに準じたものになってますから、それを外れるケースを採用しない限り「入管がはっきりと言う」必要は普通ないです。
これを事なかれ主義と批判するためには、当該子女が親とはなれて日本で暮らさねばならぬ特段の理由を提示し、それを入管が無視していることを示さねばなりません。
ここではblog主様がそこんとこを明確にせねば、論点は永遠に明らかにならないままです。
ですので、(多くの海外子女と比較して)一体どんな特別なカワイソウ現象が本件の子女にあるのか、どうか教えていただけませんか。
投稿: 高幡 | 2008年12月 2日 (火) 19時56分
確かに、『日本で生まれ育って、かつ、中学生にもなった子供を、言葉もわからない「祖国」へ強制送還するするなんて、人として許せません。 』と、一番始めに申し上げました。
これは、「面倒なやつは、あれこれ言わず追い出してしまえ」というように、入管の行動が見えたからです。
この発言は、自分の率直な第一印象を述べたまでです。
問答無用で、日本で生まれ育った中学生の子供を強制送還することに対して、いくらなんでも酷いのでは、という感覚があったのは事実です。そのような感覚を持つ人は、実際多いとは思います。
だからこそ、情に流されてはいけないのも事実ではありますが・・・。
ブログを書いた当初は、まだこれだけコメントをいただけるとは思っておりませんでしたので、私の考えがうまく伝わっていなかった面はあるかと思います。
ただ、一番始めにコメントを頂戴した後での返答で、『私は、責任のない子供の生活を守るために、どれだけ入管が知恵を絞ったのか、単なる事なかれ主義に走っていたのではないか、そういう疑念が正直根底にあります。』と書いているように、当初から「事なかれ主義」を問題にしております。
「いつのまに事なかれ主義の話になった」という訳ではございません。
高幡様の仰るように「一般には若年未成年は親と暮らすことが子供の利益の観点で妥当とされて」いるというのは、その通りだと思います。例外的場合については、例外を主張する側に、説明責任があるというのも、仰る通りです。
ただ、今回のケースは、ある意味、政治的にも利用されている側面がありますし、日本人のメンタリティからすれば、両親も含めて特別在留許可を出すべきだという論調に、ともすればなりがちかと思います。
そうであるならば、きちんと批判に耐えうるだけの論拠を、入管がはっきりと主張すべきだという意見も、あながちおかしな話ではないと思います。
海外子女との比較についてですが、「転勤で海外へ渡航する子女」の多くは、経済的に恵まれた家庭にあるのが、むしろ一般的ではないかと思います。そういう方々が、「住み慣れた土地や友人や恋人との別れを経験し、新しい土地で多くの体験と出会いを通して人間的成長をとげ」るというのは、仰るとおりです。
ただ、今回のケースで、そのような一般論が当てはまりますでしょうか。
むしろ、比較するとすれば、『犯罪を犯した両親が子供を連れて国外逃亡を図るケース』と比較するのが、実態に即しているような気がいたします。
そのようなケースであれば、『子の福祉』の観点からは、むしろ出国を止めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 2日 (火) 22時21分
つまり、経済的に恵まれてるとはいえないから強制送還には反対ということですね。
金で解決できるレベルの話だったんですね。
僕はてっきり、日本でしか受けられない医療が必要だとか、病気で死にそうな恋人がいるとか、彼女の介助だけを心の支えにして生きているおばあちゃんがいるとか、日本でしか発揮できない著しい才能を有していて、すでにそれを示す実績があるとか、
そのぐらいの代え難い切実な問題があるんだと期待していました。
じゃあ「強制送還するなんて人として許せません」って書くより、「福祉の観点から、充分な金を与えないで強制送還するなんて人として許せません」って書くべきでしたね。
投稿: 高幡 | 2008年12月 3日 (水) 15時26分
「福祉の観点から、充分な金を与えないで強制送還するなんて人として許せません」と仰られていますが、私は、なにも金を与えろといっているわけではありません。
あえて言うとすれば、『「福祉の観点から、」子供の受ける不利益について特段の考慮もすることなく、「強制送還するなんて人として許せません」』という主張です。
高幡様は、『マニラ周辺には日本語学校も多数ありますし、高等教育機関もあります』と仰っております。
確かにその通りです。在外子女であれば、そのような教育を受けることも可能でしょうし、会社の転勤ということであれば、会社側からの様々な援助を受けることも可能です。
しかし、本件においては、具体的な事情は当事者でない以上、分かりませんが、少なくとも、私の想像する限り、この子が強制送還された後に、日本語学校や高等教育機関に通うことは、可能性としてあり得ないでしょう。それどころが、通常の公教育を受けることすら困難な上に、生活にも事欠くことになるはずです。
日本の在外子女と同じような環境が、「祖国」でも受けられる等の特段の事情があれば、何も強制送還には反対いたしません。
もちろん、途上国の子供たちで、学校へ行くことができる子の方が、幸せであるというというのはそうでしょう。そうした子供たちと比較すれば、「たまたま日本で生まれたに過ぎないフィリピン人」だけを優遇するのはおかしいと言えるかもしれません。
ただ、これも想像の域を超えませんが、日本で生まれ育ち中学生にもなれば、自我としては、少なくとも半分は日本人と同じ領域にあるのではないかと思います。
その上で、日本人の通常の在外子女と比較するとすれば、日本国外への強制送還によって被る不利益が大きすぎるのではないかというのは、至極普通の感覚だと思いますが。
強制送還によって、おそらくこの子が被る不利益は、経済的側面も含めて非常に大きいと思います。
それと比較して、得られるメリットといえば、両親と一緒に暮らすことができるという点くらいしか思いつきません。
一方で、『きちんとした養育をできる大人がいた』として、日本に在留が認められれば、学校にも通うことができるでしょうし、急激な生活の変化に、とまどうこともないでしょう。
私が主張しているのは、日本で生まれ育って、日本人と同じように生活をしていた子供が、ある日、突然、親が不法入国者であったとして、何の配慮もなく、日本から追い出すことが果たして妥当かという点です。その子供には全く責任がありません。
日本でも親が貧困で、暮らしている子供たちもたくさんいます。その比較で言えば、経済的不利益を強調するのは、論理的に矛盾しているというのは、一般論として、その通りでしょう。
しかし、親が貧困で暮らしている子供に対して、国家が手をさしのべることはあっても、個別具体的事案において、さらに困窮するような手段をとろうとすれば、「ちょっと待て」と言いたくなるのは、普通の感覚だと思います。
日本で生まれ育って、日本人と同じように生活をしていた子供が、たまたま親が不法入国者であったからといって、国家がその子供に対して、特段の配慮もなく、日本から追い出してしまう、そのことが果たして妥当なのか、そのことに非常なる違和感を感じているというのが、正直な感想です。
それと、高幡様の仰る「日本でしか発揮できない著しい才能を有していて、すでにそれを示す実績がある」というのは、一般的に日本に在留を認める場合の要件ではないでしょうか。
少なくとも、未だ発展途上にある中学生の子供に、そのような事情を要求することは、そもそも無理な話です。
この子が将来、そのような才能を発揮するようになるかもしれませんし、逆に、日本に対して害悪を及ぼす存在になるかもしれません。
しかし、それは、現時点では判断のできないことです。
私は、日本人の子供であれ、外国人の子供であれ、保護すべき必要性が認められるのであれば、国家としては、「子供の福祉」を最優先に考えて、物事を判断すべきである、ただ、そのような意見を有しているに過ぎません。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 3日 (水) 18時39分
出張族のように「経済的に恵まれた家庭」のケースについては問題ないとの御主張ですから、金があれば強制送還は許容しうるとお考えってことでしょう。
つまり金を与えなくていいからかわりに強制送還をするなってことですよね?
これはさもなくば金を出せってのと表裏一体で
すが、入管にそんな権限はありませんから
>私は、なにも金を与えろといっているわけではありません。
とならざるを得ないのは理解できます。
投稿: 高幡 | 2008年12月 3日 (水) 19時37分
>子供の福祉の観点
とても危険ですね。
彼女の両親と彼女は確信犯だと思います。子供に在留資格が与えられれば、それにかこつけて両親が合法的に来日するのは必死です。そして大手を振って外貨を稼ぐ。私はそこがポイントだと思います。
いくら「子供には罪は無い。子供の福祉の観点」といっても、それは通らない、まして国家が転覆するかも知れない危険をはらんだ考えではないでしょうか?
次から次に模倣犯が現れ、日本中に不法在留者で溢れかえる。まさに国家の転覆です。
ちなみに、余談ですが私の前妻も比人です。あの国の常識は親子別々に生活してもどうも思わないのが常識です。なぜならば出稼ぎ大国ですから。毎月お金さえ送れば何も言いません。それに、この問題の子ですが、「タガログ語が話せない」と言うのはありえません。なぜならば、両親とも比人だからです。彼等は彼等だけの時は、まず日本語など使いません。仮にその子がタガログ語を話せなくても比国にそういう境遇の子供の為の施設もあり無償です。教育のレベルは日本より低いですが、教育は教育だと思いますし、仮に比国で生まれていれば、それが彼女の受けるべき教育です。それが、たまたま日本で生まれ住んでいるので特別に(人道的に)日本の教育を税金を納めていないにも拘らず受けているだけだと言うのが現状だと思います。
正直、こういった事例は両親がただ単に日本で稼ぎたいだけ。それを、子供を使い騒ぎ立て権利を得ようとしているとしか思えません。端的に言えば、この子供もグルです。
比人には義理も人情も法を遵守するなどと言う観点はゼロです。確かに全ての人ではありませんが、大部分がそうです。彼等のスタンダードは「お金になれば何でものいい」です。
そういう比国独特の背景も踏まえたほうがいいと私は思います。
一個人の不法残留者の子供の福祉の観点より国家存亡の方が私は重要だと思いますし、家族全員(子含む)が強制送還されても、本来あるべき姿に収まるだけなのでなんら問題は無いと思います。
投稿: こじきですが何か? | 2008年12月 3日 (水) 19時48分
高幡様
「金があれば強制送還は許容しうると」は「考え」ておりません。
在外子女の場合には、経済的な問題だけではなく、会社や現地の日本人社会による、現地へのとけ込むためのサポート体制があるのが、通常のケースではないかと思います。
もし、外国で生まれ育ち、母国語が話せない子供に対するサポート体制が、現地で構築されているという事情があれば、強制送還を「子供の福祉」の見地からも、是とする余地はあります。
たとえば、対象となった子が、フィリピン人としてのアイデンティティがすでに構築されており、日本で暮らすよりも「祖国」で暮らす方が、ベストであるとするならば、強制送還という選択もありうるでしょう。
当事者でないので、詳しい事情はわかりませんが、私が主張したいのは、彼女の自我がどのような形で形成されており、彼女にとって日本で暮らす方が良いのか、或いは、「祖国」で暮らす方がよいのか、様々な諸事情を勘案した上での判断であるならば、別段、強制送還にも反対しているわけではありません。
ただ、一般論として考えれば、日本で育ち、中学生にもなれば、日本人としての自我も芽生えているのではないか、とすれば、『日本国外への強制送還によって被る不利益が大きすぎるのではないかというのは、至極普通の感覚』であると、主張している訳です。
ですから、私の言っている『日本の在外子女と同じような環境が、「祖国」でも受けられる等の特段の事情』というのは、上記サポート体制も含めた総合的判断という意味で、『金を与えろ』と主張しているわけでも、何が何でも強制送還すべきではないと主張している訳ではありません。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 4日 (木) 00時38分
コメント主様へ
『比国にそういう境遇の子供の為の施設もあり無償です』という事情があるのは、知りませんでした。
そうであるならば、高幡様へのご回答でも書きましたように、『対象となった子が、フィリピン人としてのアイデンティティがすでに構築されており、日本で暮らすよりも「祖国」で暮らす方が、ベストであるとするならば、強制送還という選択もありうる』とは思います。
しかしながら、一般論として考えれば、日本で育ち、中学生にもなれば、日本人としての自我も芽生えているのではないか、とすれば、『日本国外への強制送還によって被る不利益が大きすぎるのではないかというのは、至極普通の感覚』であるとは思います。
ですから、おそらく、TBSの報道を何の先入観もなく見た人が抱いてしまう感覚も、「この子がかわいそう」というものでしょう。
とはいえ、外国人の在留に関しては、情で語るべきではないと思っています。
仮に、入管が「両親は日本に滞在する許可は出せない。けれども、中学生にまでなったこの子だけは、かくかくしかじかの方法をとれば、在留許可を出せるかもしれない。」というような、提案をしたにも関わらず、両親が「自分たちも含めて在留させろ」それ以外の方法は、「子供の福祉」に反すると主張していたとすれば、話は違ってきます。
以前、コメントで述べたように、『今回のケースは、ある意味、政治的にも利用されている側面がありますし、日本人のメンタリティからすれば、両親も含めて特別在留許可を出すべきだという論調に、ともすればなりがちかと思います。そうであるならば、きちんと批判に耐えうるだけの論拠を、入管がはっきりと主張すべきだという意見も、あながちおかしな話ではない』と思っております。
もし、この点を明確にしておかないと、コメント主様が仰るように、『子供の福祉の観点』というのは、ある種、危険な方向に利用されかねません。
元々の報道が、かなり偏りのあるTBSの報道ですので、作為的なものを感じないわけではありません。
だからこそ、入管は、批判に耐えうるだけの論拠をしめすべきだと申し上げているわけです。
そもそも、子供をネタにして、自分たちの利益を図ろうというのは、ともすれば、児童虐待に準じる行為だと思います。
また、自分たちが強制送還されても、子供に在留資格が得られた場合、子供からの仕送りをねらっているとすれば、それこそ、子供からの搾取であって、児童虐待そのものです。
私が申し上げている『子供の福祉』というのは、責任のない子供に対する、大人がなすべき純粋な配慮ということであって、犯罪者の子供であろうと外国人の子供であろうと、そこに区別はないと考えているからです。
コメント主様が仰るように、「子供に在留資格が与えられれば、それにかこつけて両親が合法的に来日する」ことは、私は認めるべきではないと思います。
ですから、情に流されず、入管がきちんと『子供の福祉』を配慮したという過程を明確にして、結論を出すべきだと申し上げているわけです。
ただ、「子供に在留資格が与えられれば、それにかこつけて両親が合法的に来日する」というのは、あくまでも現時点では、抽象的な危険にすぎません。
一方で、対象となる子供にとっては、具体的かつ目前の問題ですので、やはり、具体的な「この」「子に対する福祉」の観点から、いかなる手段がベストであるかということについては、真剣に考えていただきたい、そのように私は主張している訳です。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 4日 (木) 01時48分
追加条件を承りましたのでそれにあわせて修正いたします。
「子に対する福祉の観点から総合的に考えて、金を出して現地のサポートも万全にするべきである。さもなければ強制送還するな」
ってことでよろしいですか?他に何か付け加える要求はないですか?
投稿: 高幡 | 2008年12月 4日 (木) 11時38分
私は、まじめな議論にはおつきあいするつもりはございますが、喧嘩するつもりはございませんので、その点は、ご理解いただきたいと思います。
私が、いつ『金を出して現地のサポートも万全にするべきである』と申し上げましたでしょうか。
私が申し上げているのは、この子が「祖国」で受けられるであろう環境と、日本での生活環境とを比較して、どちらか、子の福祉の観点からふさわしいかを総合判断して、強制送還の是非については、検討すべきであると申し上げております。
日本政府が、フィリピンでの生活保障をすべきだとは一切申し上げておりません。
『対象となった子が、フィリピン人としてのアイデンティティがすでに構築されており、日本で暮らすよりも「祖国」で暮らす方が、ベストであるとするならば、強制送還という選択もありうる』のでは、ないかと申し上げているだけです。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 4日 (木) 15時06分
いったん帰国して再度入国するものと仮定した場合に、過去に偽造旅券行使で密入国し長期滞在を目論んだ両親はアウト(そもそも解体工とクリーニング店店員では専門性が乏しいと判断されて労働ビザは出ない)、日本に馴染んで主たる語学も日本語であるとして(まるっきりタガログ語ができないとは思えないが、中1まで日本で教育を受けている事実は受け止める必要あり)スポンサーを得た上で日本での勉学継続を求める子供の留学はOKかも…という点は同意します。
ただ、この家族がそれを望んでいれば…という条件付きです。何か入管が事なかれ主義で無策であるような言い方をしていますが、父母と子供への在留特別許可を求めて家族一体となっての日本滞在を…との無体な主張を続けているのは、他ならぬこの家族ですよ。しかも最高裁判所まで争って結局は敗訴している。それでもマスメディアを利用してお涙ちょうだい、日本人の弱みでもある情にほだされて道理を引っ込ませるための作戦で、報道番組で子供を晒すような映像を垂れ流して…。
そこにどうして入管が子供の福祉のことを考えて、行政が身勝手に親子を引き裂くような判断ができるというのでしょうか。家族や弁護士それに支援者がよく議論して、彼らがイニシアティブをもってそういう提案をし再度在留特別許可について考慮して欲しいということであれば、入管も再考する余地はあるかもしれません。ところが報道を見る限りはあくまで「家族一体」の日本滞在を求め、両親の違法行為はチャラにせよというもの。
法務大臣がいくら自由裁量を有しているからといっても、それは勝手気ままに当の本人達の意向をも無視して世論が良かれと思っているような判断をしてもいいということでは決してありません。
入管がきちんと「子供の福祉」を配慮したという過程を明確にして結論を出すべき…というのは理屈としては理解できますが、自分達は祖国で謹慎するから子供だけ日本に残してほしいといった嘆願なり上申なりが出されて始めてそういった検討が始まるのではないですか。それを経ないままに子供だけに在留特別許可を出して、のちのちその子供がフィリピンで親子で生活した方がまだマシだった、こんなことは望んでいなかったなどと言われたら、先の判断ミスの責任は法務大臣一人で負わなければならないのです。
残念ながら、今は弁護士たちの口車に乗せられあるいはノンフィクション物語の撮影byTBSが進行しているために、落ち着いて先を見通していないようですが、早く家族が自分達のことを自分達だけで決められるようなときが来てほしいと思います。
投稿: 正義感 | 2008年12月 7日 (日) 04時55分
正義感様のご意見には、特別反対の意思を有している訳ではございません。子供をダシに使っている両親及び、その周りの「支援者」そして、TBSの報道姿勢には、問題があると思っております。
「どうして入管が子供の福祉のことを考えて、行政が身勝手に親子を引き裂くような判断ができるというのでしょうか。」
入管には、直接的な権限はないでしょう。法律を調べた訳ではありませんが。
ただ、過程を明らかにして欲しいというのは、TBSが一方の立場に、荷担した報道を行っているがために、日本人のメンタリティからすれば、情に流されやすいという側面があるので、そうならないためにも、是非、議論の土台に揚げていただきたいというのが、正直な意見でもあります。
「行政が」「親子を引き裂くような判断」は、児童虐待のケースでは、一時保護という形で、行われるかと思います。かつて、イギリスではかなり強権的に、「親子を引き裂くような判断」をしておりました。しかし、それに対する反省もありますし、元々日本では、強権的な発動はほとんどありません。
ですから、正義感様が仰る通り、「家族や弁護士それに支援者がよく議論して、彼らがイニシアティブをもってそういう提案をし再度在留特別許可について考慮して欲しいということであれば、入管も再考する余地はある」という形が、私はベストな方法だと思います。
また、「あくまで「家族一体」の日本滞在を求め、両親の違法行為はチャラにせよというもの」という主張には、違和感を覚えております。
だからこそ、『子供をネタにして、自分たちの利益を図ろうというのは、ともすれば、児童虐待に準じる行為だ』とも申し上げているわけです。
入管との間の具体的な話し合いの経緯が出てくるのであれば、情ではなく、理性的な判断をなし得るのではないでしょうか。
「判断ミスの責任は法務大臣一人で負わなければならない」の点につきましては、法務大臣は最高責任者ですので、当然です。それだけの責任を果たす自負がなければ、そのような地位に就任すべきではないと思っております。
逆に言えば、法務大臣が、単に「人道上」の点だけを強調し、両親も含めて、特別在留許可を出してしまえば、その後に生じる影響については、法務大臣として、当然に責任を負うべきです。
私は、法務大臣が、「子供だけには特別在留許可を出したかったが、『自分達は祖国で謹慎するから子供だけ日本に残してほしいといった嘆願なり上申』書が出されていない以上、現行法上では、そのような判断はできない。したがって、子供については形式的には、一旦強制送還という手続きをとらざるをえないが、出国後、直ちに入国ビザを発給するよう、指示をだしたので、子供の立場にも出来る限りの配慮をした。」というような形で、きちんと、「子供の福祉」にも配慮したという形での見解が示されれるのであれば、制度上、強制送還という形も致し方ないのかなとは思っております。
正義感様が仰る、「早く家族が自分達のことを自分達だけで決められるようなときが来てほしい」というご意見には、全く持ってその通りだと思います。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 7日 (日) 10時41分
私もこじきさんの意見に同意。
勝手にしかも不法に入国した国で勝手に子供生んでおいて自分の悪事がバレて追い出されそうになったら子供がいるから見逃してくれなんて、甚だ日本をバカにしてますよね。
何より祖国に帰すのが可哀相だなんて、フィリピン人をバカにしてませんか?第一フィリピンに住んでるフィリピン人そのものを侮辱してますよね。
一見同情してるように見えても、祖国のフィリピンよりも他国の日本で暮らすのが幸せだなんて決め付けは所詮先進国の奢りに過ぎないと思います。
子供がいるから犯罪がお目こぼしになるんじゃ、幼女を誘拐して殺しても犯人に子供がいれば親が刑務所に入ると子供が親から引き離されて可哀相だからとその誘拐殺人犯もお目こぼしになっちゃいますよね。
子供がいるから強制送還可哀相なんて全然情状酌量の理由にならないですよね。私は例え子供がいても犯罪者はさっさと強制送還するべきだと思います。
他人名義のパスポートで不法入国で不法滞在ってどっからみても立派な犯罪だし、同情の余地もないと思うんだけど、子供をダシにして同情誘うところが姑息でえげつないと思う。
この一家もこのまま排他的な異国で犯罪者として後ろ指指されて暮らすより、祖国に帰って一からやり直した方がいいんじゃないでしょうか。
日本が排他的だとか冷たいとか抜かす外国人は排他的で冷たい日本になんかとっとと見切りをつけて、排他的でなくて冷たくない国に行けばいいんですよ。
投稿: シッタカンデ~ル | 2008年12月 8日 (月) 17時34分
コメントを頂戴することはありがたいのですが、私に対するご批判であれば、私の主張をきちんとごらんになった上で、ご批判下さいますようお願いいたします。
私は、当初より『彼女の両親が強制送還されてしまうことには、私は反対はいたしません。』と申し上げております。
「何より祖国に帰すのが可哀相だなんて、フィリピン人をバカにしてませんか?」「祖国のフィリピンよりも他国の日本で暮らすのが幸せだなんて決め付け」とのご批判についてですが、私の意見についての誤解がございます。
まず、『対象となった子が、フィリピン人としてのアイデンティティがすでに構築されており、日本で暮らすよりも「祖国」で暮らす方が、ベストであるとするならば、強制送還という選択もありうる』と主張しております。
強制送還に何が何でも反対という立場ではありません。
『ただ、一般論として考えれば、日本で育ち、中学生にもなれば、日本人としての自我も芽生えているのではないか、とすれば、『日本国外への強制送還によって被る不利益が大きすぎるのではないかというのは、至極普通の感覚』であると、主張している』のであって、子供の福祉の観点から、関係機関は、情に流されることなく、子供の強制送還の是非については、判断すべきであると主張している次第です。
決して、「祖国のフィリピンよりも他国の日本で暮らすのが幸せだなんて決め付け」てはおりません。
『彼女の自我がどのような形で形成されており、彼女にとって日本で暮らす方が良いのか、或いは、「祖国」で暮らす方がよいのか、様々な諸事情を勘案した上での判断』すべきだと申し上げております。
また、「子供をダシにして同情誘うところが姑息でえげつない」とのご意見ですが、私は、
『また、「あくまで「家族一体」の日本滞在を求め、両親の違法行為はチャラにせよというもの」という主張には、違和感を覚えております。だからこそ、『子供をネタにして、自分たちの利益を図ろうというのは、ともすれば、児童虐待に準じる行為だ』とも申し上げているわけです。』
と主張しております。
そろそろ、議論も出尽くしたようですし、私の意見は、回答をすべて読んでいただければご理解いただけるかと思いますので、そろそろ、この議論も終わりにしたいと思います。
投稿: G.FIRST | 2008年12月 8日 (月) 19時30分