☆先入観と偏見★
先日、私のクラスの『偉大な』お坊様とお話をしておりました。
そのときに、私が教育勅語の話をしたら、さすが、お坊様です、きちんと読まれていましたね。というか、出だしを2人とも覚えているという、ある種、現代人では、極めて希有の存在でした。
教育勅語というと、多くの人は、戦前復古だとか、右翼だとか、すぐにそう言った反応が返ってきます。しかし、そういう人たちのうち、どれだけの人が、実際に原文を読んだことがあるでしょうか。ほとんどの人が一度も読んだことがないと思います。
そこで、原文を載せます。僅か315文字の文章です。
『
敎育ニ關スル敕語
朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世々厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ敎育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ德器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重ジ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト俱ニ拳々服膺シテ咸其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ
明治二十三年十月三十日
御名御璽
』
現代語訳は、
http://www.chukai.ne.jp/~masago/kyouiku.html
のサイトに書かれています。
確かに、天皇が自らの統治の正当性を示し、臣下である国民に道徳を押しつけたという形になっているといえば、そうかも知れません。
また、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン」の部分は、非常事態の場合には、国の安全と平和に奉仕せよと言っているので、教育勅語が国民を戦争へと駆り立てたという意見も、無理矢理の屁理屈としては、成り立ちうるかもしれません。
しかし、道徳を押しつけたとは言っても、この内容について、反対する人はいますか?大人が子供に説く道徳としては、これほど、漢文調で格調高く、端的なものはないはずです。
日本人が、道徳として宗教を超えて共有しうるものとして、これほど格調高く、完成度の高いものは、私は知りません。
実際、当時の英語訳が、様々な国で読まれ、その結果、日本が文明国として欧米諸国から認められることとなった理由の一つにもなりました。
ちなみに、日本共産党は、以下のように主張しています。
http://www.jcp.or.jp/faq_box/001/2000525_faq.html
「勅語には、命の大切さも、人権や平等の大切さものべられていません。“良いところ”など何もないのです。」
要するに、天皇制と結びついているから、全く価値がないと主張しています。
どうでしょうか。
先入観と偏見を一度取り払って、読まれてみては如何でしょうか。
それほど、忌み嫌う内容でもないとは思いますが・・・。













































































































































































